寛衣を着た學者ではない

 要するに、スヰデンボルグは、プラトーンの樣に寛衣を着た學者ではない[#「要するに」~「學者ではない」に傍点]、赤裸々の實際家であつただけに、神秘家として見れば大變威嚴のあつた人である[#「赤裸々の」~「人である」に白丸傍点]。――先生と呼んで近寄ることは出來ないが、遠くから之を望んで崇敬すべき勢ひ...

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ステツドのスピリチユアリズム

 ステツドのスピリチユアリズムはどんなに明確な説明が出來るか知らないが、スヰデンボルグの樣な神秘的能力を以つて居た者が、あまり結論を急いだ爲めに、自然の事物を直接に神學的意義を有して居るものゝ樣に斷定してしまつた[#「スヰデンボルグの樣な」~「斷定してしまつた」に傍点]。『動物界』では、動物體ばかり...

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五十四歳の時

 スヰデンボルグは、世界をかういふ風に料理して行くばかりでは滿足しなかつた。五十四歳の時、一種の靈的光明に接して、かの神夢を見たうらなひ者の樣に、欣喜雀躍、忘我の境に這入つてから、官能的世界を道徳的に説明し初め、科學的著述をやめてしまつた[#「五十四歳の時」~「科學的著述をやめてしまつた」に傍点]。...

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